全てを手に入れ、全てを失った男が最期に思った事とは。
映画史上に残る名言、「バラのつぼみ」の意味が分かった瞬間、とてつもない虚無感に襲われる。
僕の好み的には、めちゃめちゃ面白かった!と言い難いけ…
影響力のあったランドルフ・ハーストをモデルにした作品。バラの蕾は、彼の愛人の性器につけた名前らしい(俗説)。皮肉、哀愁、後悔、権力、愛、あらゆる感情が凝縮されたようなワードチョイスが絶妙だ。ハースト…
>>続きを読む歴代の奥様たちはお金だけで繋がる感じがなくて良い人じゃん!素敵
愛がほしくて余るほどのお金でどうにかなりそうなもんだけど、結局無い物ねだりというか本当に欲しいものが手に入らなかったりするんだなあ
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「市民ケーン」を見て、ウェルズが天才的な映画作家として評価される要因は、映像と脚本の双方において当時の古典的ハリウッド映画と比べて革命的であったからだと考える。
まず映像の観点で言うと、ロングショ…
多くの映画人たちが史上最高の映画として名前を挙げる名作。「バラのつぼみ」という謎の遺言を遺して死んだ新聞王ケーンの人生が取材、回想形式で暴かれてゆく。全てを手に入れて全てを失った男の、ゴージャスだが…
>>続きを読む新聞王ケーンが最後に残した言葉「バラのつぼみ」の謎を追って、彼の生涯を追っていく。
古典的名作として名高い作品だけれど、若い頃に見たときは何が面白いのかさっぱり分からなかった。今見るとそれなりに味…
新聞王で大富豪であるケーンという人物の死後、それを追う新聞記者たちが彼と関わった当事者たちの証言を頼りに彼の人生を追っていく作品。
世界の映画史上最高傑作と謡われる本作。
とはいえ、現代の価値観で…