全てを手にしながら、何一つ遺せなかった男
起こった出来事だけで人は語れない。
「どう生きたか?」「誰のため生きたか?」が重要である事を冒頭のダイジェスト映像で示す。出来事の一側面のみばかりが語られ…
バラのつぼみと愛の喪失
初めて最初から最後までしっかり観た
モノクロを生かした視点の誘導や映像表現が新鮮
バラのつぼみという、ケーンが人生で失った物を、生涯、大金をかけても得ることができなかった…
沈黙をおそれるかのように、どこを切ってもセリフかBGMが流れている映画
エンタメとしての華があり、おそらくここまでの明るさは同時代の映画と比べたら貴重だったのだと思います
ちなみに「ローズバッド…
オーソン・ウェルズの代表作。新聞王にして莫大な富を所有する立志伝中の人物チャールズ・フォスター・ケインの最期の言葉「バラのつぼみ」の意味を探る旅。最後にその真実が明らかになる時、我々はひとつの真理と…
>>続きを読む歴史的な映画として気になっていたので視聴。
富、名声、力、この世の全てを手に入れた男新聞王 チャールズ・フォスターケーン
彼の死に際に放った一言はマスコミ達をアメリカ中に駆り立てた。
「俺の財宝か…
「彼は死ぬまで愛を求め続けた。そしてすべて失った。だが彼は誰も愛さなかった。もちろん自分のことは一番愛していた。それと母親も」
映画史上ベストと名高い傑作映画をついに。少し退屈ではあったものの、中…
不思議な気分になる映画だった。まだ早かったのかも。途中少しだけ眠くなった。
でも、最後のセリフで凄く「なるほどねぇ…」ってなった。
バラのつぼみという言葉自体、ケーンの人生を語るにはそんなたいそうな…
この時代にこんなに仕掛けが発明されて、それが悉くハマっているのがすごい。
ケーン役のオーソンウェルズの演技に何回もあっとされた。
ケーンの没落に納得感が大きい。
独裁的かつカリスマ性のない人間性とい…
⑥①
いやあすごい。
こんなに昔の作品はみたことがなかったがこの映画に見入ってしまった。
ひとことで言うとおもしろい。
そして社会性、メッセージ性も抜群。
これを二十代中盤で撮ってるオーソンウェル…