しまりす

永遠に美しく…のしまりすのネタバレレビュー・内容・結末

永遠に美しく…(1992年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

初見は小学生の時に金曜ロードショーにて。長らく自分の中でNo.1映画だった作品。

いやー20年以上ぶりの鑑賞だったけど、当時の特殊メイクやCG技術であそこまで表現出来るの凄すぎ😳

マデリーンとヘレンがお互い嫌い合ってるのに、表面はニコニコしてマウントとったり、嫌味を込めたセリフの応戦っぷりは女子ならではのあるあるーで笑ってしまった。

メルヴィル役がまさかのブルース・ウィリスだったのは、最近になって知った。それまでかっこいいイメージしかなかったので、あの絶妙に情けない感じを演じられるのはさすが俳優さん👏👏

ラストのメルヴィルの葬儀シーンで彼が言ったとされる「人生は50から」という言葉とその後の幸せな人生は、不老不死のマデリーンとヘレンに対しての最大級の嫌味且つ2人が絶対に手に入れられないものだなぁ、と考えさせられた。

何より美しくありたいと願っていた2人にとって、あんなにバラバラになっても死ねないなんて生き地獄でしかないもんね。

最後の「車停めた場所覚えてる?」っていうヘレンのセリフも、2人はこれからも変わらず生きていかなければならない諦めと悲愴がたっぷり込められて好きだな〜
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