犯人です

イベント・ホライゾンの犯人ですのレビュー・感想・評価

イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)
3.8
【あらすじ】
西暦2047年。調査救助船が海王星への極秘任務に飛び立った。その目的は7年前に海王星で消息を絶った超深度宇宙探査船イベント・ホライゾン号の救助であった。実はイベント・ホライゾンには重力制御による新航法システムが取り入れられており、今回の作戦に特別参加したウェアー博士はそのシステムの開発者だった。やがて海王星でイベント・ホライゾンの姿を捕えた一行は船内に侵入するが、同時にクルーが幻覚や幻聴に苛まれるようになっていた……。(Yahoo映画参照)


『良い点』
・不気味で興味が湧く設定
・狂気じみたグロシーン

『悪い点』
・他の名作の二番煎じ

(まとめ)
この作品前から見たかったんですよねー。
子供の頃に見た記憶があるのですがもううろ覚え…
ジュラシックパークの主人公がこの映画ではサイコ野郎で怖かった記憶だけあります(笑)
今作品はそこまで評判良くないのですが、個人的には楽しめました‼️

———物語———
7年前に消息を絶った超大型宇宙線イベント・ホライゾンのが発見され、探索と救助に向かう宇宙線クルーとい物語。
なぜ、7年間も消息不明なのか?クルーの間に何があったのか?謎が多く物語の出だしとしてはめちゃくちゃ良かった👍👍
それと同時に、この作品の10年後に上映された「サンシャイン2057」にそっくりな設定だなと個人的に感じました(笑)
船内探索の際も不気味な雰囲気が漂っており、宇宙船のコアとなる部分の造形なども奇妙なビジュアルで良かった‼︎
後半からは急に大味の展開…
恐らく大味な展開が評価を下げる要因になっているんでしょう。
見終わった時に結局なんだったんだ?と思ってしまう映画でした😂😂

———既視感のある映画———
まず、宇宙線の内装が「エイリアン」を想起させるデザイン
また、所々「シャイニング」を思わせるようなシーンも存在する。
気づいていないだけで他にも有名映画を思わせる描写はあるのだろうが、個人的には有名映画の二番煎じ感がとても強く受け入れ難い…
人によって評価が分かれる点だなと感じました

———グロシーン———
この映画、後半にサイコグロ映画に豹変する(笑)
グロ描写は幻覚としてサブリミナル的に挟んでくるので一瞬映る程度ではあるのですが、中々インパクトあります‼︎
わざわざ映画の再生を止めてグロ描写がどうなっているか確認する程!
今思えば子供の頃こんな映画よく見たなと自分で”過去の自分”の好奇心に驚きを隠せません😭
この映画を調べたところ、SF映画マニアの間ではカルト的存在らしいです(笑)
試写の段階で上映時間が130分だったのですが、グロシーンが多いとの声があり30分削ったようです。
そのためサブリミナル的にグロシーンが挿入される形に…
ちなみに削られた30分の間に終わりのない拷問の完全版等グロシーンが多数含まれているらしいです。
正直完全版で見てみたかった‼︎

———終わりに———
カルト的人気を誇る今作品。
個人的にはサクッとみれて面白かったです‼︎
その反面、変な映画だなとも感じました(笑)
ジュラシックパークで有名なサム・ニールの違った一面も見れるグロ描写が一級品のSFホラー作品となっています‼️