2021/07/07
監督トビー・フーパー
デニス・ホッパー
キャロライン・ウィリアムズ
【奴らは生きていた】
前作から13年後、密かに生き延び殺人を続けていた猟奇一家と、前作で彼等の犠牲となった若者の復讐に燃える男との死闘を描くスプラッターホラー第2作。
80年代のホラー映画ブームの最中に作られたシリーズ第2作、初めて「悪魔のいけにえ」に触れたのはこの作品だった。
前作に比べればコメディ色が強く、物語もドタバタしていて怖さ自体は弱いのだが、その分スプラッター描写は派手になっていた記憶。
なんといってもD・ホッパーの怪演振りが強烈な印象を残す、最後のあたりは、最早どちらが悪役なのか分からないカオス状態になっていた。
主人公の女性が絶対的恐怖に触れたとき、自らも狂気に取り込まれていく様は前作同様見所はあった。
見終わった後に、暫くチェーンソーの爆音が頭から離れなくなった一本です。
鑑賞日1987年頃 VHSにて