ルイ

スタンド・バイ・ミーのルイのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.5

名作初鑑賞シリーズ!
最近金ローのラインナップが良いので楽しいです😆

スタンド・バイ・ミーと言えば私の中ではジョジョの奇妙な冒険に登場する特殊能力「幽波紋(スタンド)」の元となった曲、作品というイメージしかなかったのですが、冒頭からコンプライアンスガン無視のタバコを蒸す少年達が登場し心を掴まれました🤣

それぞれ問題を抱え、居場所が無い少年達は日常から逃げ出すように死体探しの旅に出る。
旅の中で次第に本音を打ち明け、互いに励まし合い成長していく。

正直映画的にはストーリーの盛り上がりが物足りないかな?と思ったのですがそうじゃあない。大人からしたら大したこと無く感じても少年達にとってはまさしく大冒険だったのだ。それこそ映画の題材になる程の。
主人公のゴーディは大人になってあの夏の事を思い出す。もう戻れないあの夏を。そして私達にも問い掛ける。
「私は12歳の頃以上の友人をもったことが無い。皆もそうではないだろうか?」

自分の幼少期を思い出させ、ノスタルジーに浸れるジュブナイル映画。テレビゲーム「ぼくのなつやすみ」に近いものを感じました。これは歳を重ねる毎に心に響く作品になりそうです👍
太っちょ少年が出てくる作品に外れなし(謎理論)🤔



ここから余談ですが、上にも書きましたジョジョと今作の共通点についてです。今作の主人公ゴーディと将来有望だったが若くして亡くなった兄。そしてそれを受け入れられない親はゴーディに「お前が死ぬべきだった」と最低な言葉を投げかけます。これは7部SBRのジョニィの境遇と重なります。そして「死体探し」もメインストーリーに深く関わってくる為、今作が7部の根底にあるんだなと強く感じました🏇


また話は変わりますが、今作でめちゃイケメンで大人びているクリスを演じたリヴァー・フェニックス。カッコいいなーと思っていたんですがまさかのホアキン・フェニックスのお兄さんだったんですね❗️びっくり‼️
なんだか"奇妙な"縁を感じました😅
ルイ

ルイ