流石の名作。
子供時代から大人へ という時の流れを上手く表現されていました。
象徴的なものを常に意識してストーリーが進んでいくので画面の細部まで見ることが出来て楽しめました。
子供時代の複雑な心情、不安定な思いが懐かしくなりました。
ただの草木にわくわくして、閉鎖的な世界からの脱出に夢を見て、どこまでも行ける気がする。どこまでも続いている気がする。こんな夢のような感情を思い出させてくれる映画です。
その後4人が疎遠になるところまでリアルで、それもまたこの物語の良さでしょう。
夢のような子供時代の中でも彼らなりのリアルが存在している。このギャップに切なくなりました。
