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エレファント・マンのsaのレビュー・感想・評価

エレファント・マン(1980年製作の映画)
5.0
本当に見て良かったと思える映画。

ずっと見たいな〜と思いつつ、先延ばしにしていた自分アホか、、いや、とにかく見たからええんや。観賞後だから思うこと、私にとって見ないことが一番最悪だ、まじ見て良かった、、

「人間は理解出来ないものを恐れるのです」
私の持論で「人間は結局自分が経験したことしか理解出来ない」ってのがあるんだけど()、うわ〜繋がるな〜って思ってた(笑)やらない善よりやる偽善。私は偽善でも良いから人のためになることは良いこと、というかそもそも偽善の何が悪いねんって思うのさ。自分を偽善者のように思っていたトリーヴズのように、そこから理解していくことって沢山ある、だから偽善から始めたって良いじゃない(まあトリーヴズは善人じゃんって思うけど)。何もしなければ、何も理解出来ない、恐れるだけ。何でも良いから知ろうとしなさい。

そんな中、バイツはジョンをただの見世物として扱っているとも思えなくて、どこか歪んだ愛情も感じて、それが虚しかった。

あと、婦長が大好きでした。最初からジョンのことを1番客観的に考えていてくれた。ただ、まさかあそこで一瞬コミカルになるとは思わんかった(笑)「婦長大好きwww」ってなったwww

「僕達みたいな人間は運が必要だ」みたいな台詞めちゃくちゃ今作にとって重要な台詞だった気がする、、、良くも悪くも取れる、、、

握手する時当たり前に左手出すようになってるトリーヴズとか泣くし、「僕の人生は満たされている 愛されているから」は、凄く美しい台詞でした。。。

特典では、実在したジョゼフ(ジョン)・メリックやトリーヴズ等について知れて、こりゃまた良い特典...出来事の順序やジョンの性格?等は変更されているが、他はかなり再現性が高いとのこと。

あーーー見て良かったーーーーーーー
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