ジョン・メリックは最後まで
「人間」として生きられなかった。
悪と善、どちらも彼を「見世物」にした。
荒々しく暴力的に、親切にお膳立てをして。
「奇形」がそのどちらかでしかない現実を物語る映画だ。
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デヴィッド・リンチ監督作品。19世紀のイギリスで「エレファント・マン」と呼ばれた青年ジョゼフ・メリックの半生を描く。デヴィッドリンチ監督は難しい映画のイメージがあったがエレファントマンは全然そんなこ…
>>続きを読むデヴィッド・リンチの中では非常に見やすい。
奇形児を育てていく中で気が狂っていく親を描いたイレイザーヘッド、奇形児が生きた過酷な人生と尊厳を描いた本作。二作を通して何を伝えたかったのかはハッキリし…
19世紀に実在した、生まれながらに奇形のエレファント・マン。心が綺麗すぎて切なくなった。
「僕の人生は満たされてる」って一言が刺さった。見た目が美しくても満たされない人が、わんさかいる世の中なのに……