ジョンにはもっと幸せな日々を過ごして欲しかったが、それを選択するのも彼にとっては辛かったのかなぁ…と思うと、本当にやりきれない気持ちになったし、本当に苦しかった。
でもどんな理不尽な中でも、一筋の希…
見せ物小屋で見つけた通称エレファントマンのジョンは医師のトリーヴス先生に研究対象として預かられるが、一言も話さなかった彼に知能があると知り、ジョンもだんだんとトリーヴス先生に心を開いていくのだが、、…
>>続きを読む社会的に弱い立場にいる人をテーマに物語を作る際に、作り手側自身が作中における「興行師」になってしまわないように、客観的な視点が絶対に必要だと思うけど、その点この映画は安心して見られてよかった。
母…
トリーヴス医師を聖人に仕立て上げないのが良い。
偽善とか、"幅"とか人間のそういう側面について考える。
音響とノイズについては、前作に引き続き精巧で、観衆の心を煽り、想像力を掻き立てる。
初っ端…
オチがなんとなくわかってしまう。
40年前だと偏見や差別が普通にあって、この映画の訴求ポイントに、はまったんでしょうが。現代では偏見は大分薄まっているような気がします。昔の映画がそのまた昔の酷い偏…
“目的は何?私はなんのためにそんな事を?”という医師のトリーヴス氏が自身に問うシーンが印象的だった。
彼は、自分は利益を求めるあまりにメリックを利用しようとしていたのではないかと自信を問い詰めるが、…
エレファントマンとして嘲笑されていた過去と、良いことをして気持ちよくなっている人たちに囲まれている今ではどちらが幸せだったんだろう。
その答えはおそらくグラデーションなんだろうなと。
どちらかと…