デヴィッド・リンチ作品なのにこんなにも真っ直ぐ感情に訴えかけてくるような映画で驚いた。
最初は独特の不気味さや重苦しい空気に飲まれるけど、観ているうちにそれ以上に人間というものを考えさせられる。
…
公開から四、五十年が経ち、その間にどれだけテクノロジーや生活様式の変化があっても、人の性根は一向に進歩していないという物悲しい事実を意味してもいるのだが、障碍者表象としてはある種、いまだに色褪せぬ金…
>>続きを読む僕は動物じゃない
僕は人間なんだ
デヴィッド・リンチ監督、アンソニー・ホプキンス、ジョン・ハート主演によるアメリカ、イギリス製作の実話をベースとしたドラマ。
「エレファント・マン」と呼ばれた青…
小学校低学年の頃、6歳上の兄と『ザ・フライ』を見てトラウマになった私。
この『エレファントマン』のポスターの異様さに似た匂いを感じ、絶対観てはいけないという気持ちと、どうしても観たいという気持ちが…
初見は荻昌弘の「月曜ロードショー」。
今回はその時と同じ吹き替え版で鑑賞。
19世紀、ロンドンの路地裏。見世物として虐待されていた青年メリックは、一人の医師との出会いを通じて、「人間」としての尊厳…
誰も想像ができない彼の背景、苦しみ。それを容赦なく他人が痛めつけさらに彼を深い闇へと追いやる。彼は何も悪いことなどしていないのに、、。
見せ物小屋で悲惨な生活を送っていたジョンメリック。そんな彼を見…
安易なヒューマニズムを否定し気高く美しい魂に愛を捧げるデヴィッド・リンチの作家性。『ストレイト・ストーリー』と見比べると、なるほど同じことをやっているのだと納得。
1980年の作品が今なお古びない…