間違って男子校入学

サボテン・ブラザースの間違って男子校入学のネタバレレビュー・内容・結末

サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

前半は、ストーリーを巧く転がすなーという印象。

特にバーの空気感は秀逸。そのまんまコント。

いかにもタコにも、は今度真似する。

後半は、面白さが失速?
透明な剣士とか、歌う木の説明ナシ?

歌う木の地面に実は人がいるとか、透明じゃなく背景と同じ色のマント羽織ってるだけとか、

「歌う木?透明な剣士?」って頭に?が浮かぶと、笑いの反応が鈍る。

撃たれた腕の傷は?服の修繕は?

「全てを奪われた」と言うわりに、ミシンや布生地、銃や弾丸が豊富。

家もアテも無く、気になる美女がいるのに、村を離れる理由は?

うーん。

個人的には、コメディだから人は死んでほしくない。「ノビる」くらいの表現が。あんな憎めない子分が撃たれて、ゲラゲラ笑えるかという。

「貧しい村人ら全員から、なけなしの金を集め報酬に。それを知ってるからこそ、正義こそ報酬だ」に繋げたほうが、感動増した気が。村に「貧困感」が無いのが、感動の振り幅になってない。

まぁ、よかったけどね、ラスト。

ただ、監督より演者より、日本語吹き替え考えた人が1番面白いんちゃう( ´▽`)