このレビューはネタバレを含みます
前半は、ストーリーを巧く転がすなーという印象。
特にバーの空気感は秀逸。そのまんまコント。
いかにもタコにも、は今度真似する。
後半は、面白さが失速?
透明な剣士とか、歌う木の説明ナシ?
歌う木の地面に実は人がいるとか、透明じゃなく背景と同じ色のマント羽織ってるだけとか、
「歌う木?透明な剣士?」って頭に?が浮かぶと、笑いの反応が鈍る。
撃たれた腕の傷は?服の修繕は?
「全てを奪われた」と言うわりに、ミシンや布生地、銃や弾丸が豊富。
家もアテも無く、気になる美女がいるのに、村を離れる理由は?
うーん。
個人的には、コメディだから人は死んでほしくない。「ノビる」くらいの表現が。あんな憎めない子分が撃たれて、ゲラゲラ笑えるかという。
「貧しい村人ら全員から、なけなしの金を集め報酬に。それを知ってるからこそ、正義こそ報酬だ」に繋げたほうが、感動増した気が。村に「貧困感」が無いのが、感動の振り幅になってない。
まぁ、よかったけどね、ラスト。
ただ、監督より演者より、日本語吹き替え考えた人が1番面白いんちゃう( ´▽`)