源氏物語のツクツクボーシのレビュー・感想・評価

神保町シアターにて。

比較するなら押井守の「天使のたまご」。豪華な布陣でおくるバブル前夜の芸術的アニメーション。細野さんの音楽が凄く良い。想像上の平安時代という感じな電子音楽。

緩やかなペースですすむ幻想的描写と光源氏をめぐる愛欲模様。帝の女と同衾がバレたら歌を読んで扇子とばしてカッコつければＯＫ？描写は色々あってもストーリーは全然よくわからないのだった。幻想シーンが明後日の方向にぶっ飛んでるのでなんとも解釈できず。何だこれ？胎内回帰みたいなものしかわからんぞ。