あみーご

阪急電車 片道15分の奇跡のあみーごのレビュー・感想・評価

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)
4.8
中学3年の受験期に読むのが苦手な私に塾の山ちゃん先生が貸してくれた本
あの時はただただ登場人物が多くていろんな物語が交錯してるのが難しくて文字をひたすら追うことしかできなかった
今改めて映画だけど見てみたらとても心安らぐいいお話だった。
阪急電車8駅15分の電車の中でいろんな世代の人が何か抱えながらも生きていて、知らないひとだから話せる話もあったりして現代社会では悲しくもあり得ない暖かい空気がそこには流れる
自分は高校から電車を利用するようになったからまだまだ乗車歴は短いけど振り返るといろんな感情を乗せて走ってたなぁってこの映画見ると思い出す。
部活に向かう電車、大学受験のため塾に通う電車、大学に向かう電車、バイトに向かう電車、就活に向かう電車
各世代の人が主人公として描かれているから歳を重ねたらまた見方が変わるんだろうな
21の私は損をする立ち回りの子に共感して討ち入りしたお姉さんに励まされた
また10年後楽しみ

山ちゃん先生に会いたくなった
あみーご

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