七星

阪急電車 片道15分の奇跡の七星のレビュー・感想・評価

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)
4.5
人はそれぞれ皆、いろんなやり切れない気持ちを抱えて生きている、死ぬほど辛いわけではないけれども、どうにもならない思いを抱えて生きている、そしてその気持ちは誰にも言えないのだ、誰かに言っても仕方のないことだと、諦めるしかない。皆そう思っている、自分自身で解決するしかないんだ。この世界にはこんなにもたくさん人がいるのに同じ場所で、同じ時間を一緒に生きている人がこんなにもいるのに、それは何の意味も持たない。名前も知らない人たちは私の人生に何の影響ももたらさないし、私の人生も誰にも何の影響も与えない。世界なんてそうやって成り立っているんだ。そう思っていた。

泣くのはいい。でも自分の意志で涙を止められる女になりなさい。

価値観の違う人とは、つらいと思えるうちに離れといた方がいい。無理に合わせて一緒におったら自分もそっち側の価値観に慣れてしまうから
七星

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