カフカ 田舎医者のkirioのレビュー・感想・評価

フランツ・カフカの短編が原作
日本のアニメーション作家　山村浩二の一本
見ている我々のSAN値を削るようなアニメ
話は全くわからないが、記憶より一層に奇妙な作風だった

お母さんと一緒の「朝ごはんのうた」が気持ち悪かった
その後「あまたやま」で知った山村浩二だが
本作ではさらに崩れたような作画が印象に強い気がした

登場人物のパースが恐ろしく崩れたり、動きの緩急もきつく、画面の全てから異常な精神状態を感じさせる
まるで見ている我々の不安を煽るように