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カフカ 田舎医者のRIOのレビュー・感想・評価

カフカ 田舎医者(2007年製作の映画)
3.8
頭蓋骨の月が登る
宇宙の音のビブラート

声の揺れと重なりが
さまざまな感情の揺れを現す
能の台詞の調子が説得力をつける

人助けをする人はいつでも困っている

たとえ身ぐるみ剥がされたうえ
助けたとしても
助ける人を助ける人はいない

世の中には天職というものが存在する
そうだったとしても終わらないこの冬を
いったいどうすればいいというのか

進む道がある
躓くための道
自分を救出を考える番だ
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