orangeloopさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(344)
ドラマ(1)

ゴンドラ(1987年製作の映画)

3.5

心を閉ざした少女のかがりはアンニュイな感じ

青年の良はゴンドラに乗って風に揺られながら働く毎日

窓の外に居る良と窓の中に居るかがり
かがりは大人の事情で寂しそうな顔をしている
青年と出会ってからも
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マクベス(1971年製作の映画)

3.6

降りしきる雨の中 マクベスを三人の魔女が呼び止める…
ポランスキーの血塗らた狂気の世界

魔女の二枚舌に乗せられて野望に燃えるマクベス
王女になろうと夢見るマクベス夫人
毒婦へと変貌し暗殺計画に手を染
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狼は天使の匂い(1972年製作の映画)

4.0

素晴らしかった‼
チャーリーが人生の一瞬、一瞬に賭けてる
その生き方がかっこいい!熱いです
もう、ラストが哀愁があって涙が出る
女より男の友情を選ぶ
音楽も素晴らしい 

ロマたちから逃げるトニーは
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.6

愛とは決して後悔しないこと

生まれたばかりのグロリアを置いて
「あなたの子供よ!」と言って逃げ出すクリスティン
彼女を追ってロンドンまで来てしまったサミュエル
勢いで来たもののお金はないし言葉も分か
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華の乱(1988年製作の映画)

3.4

大正時代は独特の日本の美しさがありますね
そして日本の伝統的な美が最後の華やいだ時代の狭間
時の大きなうねりの中に生きた与謝野晶子

日清・日露に戦勝してその後には
第一次世界大戦、第二次と突入してい
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ソウル・フード(1997年製作の映画)

3.9

Sunday Dinner

人生、間違いだらけで大変です
家族が揃って南部料理”ソウル・フード”を食べる
ミシシッピの教会で始まった習慣
喜びと苦しみを分かち合っている
怒りも愛情表現もおもいっきり
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血と砂(1965年製作の映画)

4.4

戦争って何だっていうぐらい若い兵士たち
中国 北支戦線
日本陸軍は中国国民革命軍第八路軍の激戦地へ赴く
13人の軍楽隊の日本兵の前に現れた小杉曹長

岡本喜八だけあって独特な戦争映画でしたが
日本兵1
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草原の実験(2014年製作の映画)

4.0

大草原に立つ一本の樹
土でできた家に父親と暮らす少女

ヒツジの羽毛が水色に光っている
草原に広がる空、白い布
乾いた大地に泉のように沸いている井戸の水
トラックに飾られたビーズのぶつかる音
どれも
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風が吹くとき(1986年製作の映画)

2.5

イギリスの片田舎に住むジムとヒルダ

戦争が始まる
政府が作った戦争に必要なリストを片手に一つ一つ
用意するジム 皮肉っているのか細かすぎるリスト

ー閃光 爆風で周辺一帯は灰色の景色になった

とこ
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ボクと空と麦畑(1999年製作の映画)

3.2

夕焼けの帰り道 空き缶を道連れに帰る

当てもなく飛び乗った緑と黄色のバス
窓から見えた
その果てしなく広がる青空と麦畑
少年は夢の中
レイチェル・ポートマンの音楽がまたメランコリック

1970年代
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PK(2014年製作の映画)

3.0

一人一人のキャラが濃かったから
裸で現れた宇宙人の事を忘れた頃に登場して笑えました
すごいサイケデリック
自分の星に帰りたい!ただその願いを叶えてほしくて
神様を探している 本気でこんな人に会ったら怖
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

3.9

Sylvain Chometのピアノが響く

多くを人に与える人タチシェフ
世界のあちこちでマジシャンの旅を続ける
小さな町で知り合った少女
いかにもひとりぼっちで生きてた
彼女が大人に成長する姿
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沈黙 SILENCE(1971年製作の映画)

4.5

全編を通して流れる武満徹の音楽と宮川一夫の撮影
セバスチャン・ロドリゴが白昼夢を見るように
彷徨う姿と海の対比が素晴らしかった

最極東に位置する日本は仏教を受けいれ
多くの文化を取り込んでいく不思議
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ダーク・スター(1974年製作の映画)

4.0

21世紀半ば、銀河開拓の旗艦
光速探査船ダーク・スター号で人類は
はるか宇宙に新天地を求めて航海していた

すっごく適当に話しかけてくる探査船
おもちゃっぽい船の操作ボタンがセンスいい!

ちょっとネ
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

5.0

倉岡銀四郎が核兵器みたいな強烈な存在
こんな人が傍にいたら絡みつかれて大変
だけど 大好きになっちゃうかも
何振りかまわずが好きですね
この映画の出演者の全員がそうなのかも

蟹江敬三が大好きなんです
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

まさかのやっちまった!の展開が苦しい
これは、焦ります 絶対にしたくないミス
司令室のオペレーターとして速やかに話すアスガー

切羽詰まった女性からの電話
震える声、横で電話を遮ろうとする男の声
「セ
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台風クラブ(1985年製作の映画)

4.4

「台風来ないかな…」とリエが言う
その後 台風が学校を襲う
台風で閉じ込められた学生たちは自ら閉じこもった

男子のパンツ脱がせて溺死寸前までプールに沈めたり
命のぎりぎりまでの加減が分からない
大き
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副王家の一族(2007年製作の映画)

3.1

19世紀半ば イタリア統一を目前にしていた
ブルボン王朝支配下のシチリア
スペイン王家の代理を植民地で行う副王
名門貴族のウゼダ家のとても哀しい歴史を
シチリアの白い光が包んでいる
ヨーロッパでは各地
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

3.0

激しい雨の中、パナマ運河地帯の密林を走るレンジャー部隊
捜索ヘリが彼らが銃で撃ち合っているのを発見する

あっという間にサミュエル.L.ジャクソンが死んじゃって
えーー!となったけど大体において出て来
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耳に残るは君の歌声(2000年製作の映画)

3.3

1927年ロシアの森 幼いフィゲレが父親と遊んでる
フィゲレのクローディア・ランダー・デュークは
ポネットを凌ぐ可愛らしさ
久しく彼女を超える子役はいなかったけれど
フィゲレは短い時間でかなりのインパ
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ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)

4.5

1969年 ロンドンのカムデンタウン
ウィズネイルと僕は旅路の果てに向かう

リチャード・E・グラントと
ポール・マッギャンが圧倒的なかっこよさ!
お洒落ですね ファッションに大満足

役者志望だけど
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.1

ハロルドの長身でチェックのパンツスタイルが良い!
何をおいてもサントラが最高‼

息が詰まりそうな毎日を
19歳のハロルドは自殺することで解消
ハロルドがモードを見かけたときに
「あっ 天使だ」と思っ
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トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

3.3

アリシアの無防備に晒される姿があまりにも美しい

きわきわのすれすれライン
よもや、まさかそんなことはするまいよ…
独善に陥っているぺ二グノのした事は
中世ならギロチンの刑ですね

やっぱり女の側から
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オーロラの下で(1990年製作の映画)

3.6

冬になると見たくなる白銀の世界

アラスカからシベリアに広がる氷点下の地
シベリア・ヤクート 猟師として生きる源蔵

三本指のブランは狼と犬のアイの子
猟師アルセーニーが傷ついたブランを助けるのが良い
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略奪の大地(1988年製作の映画)

5.0

「デウシルメ」血税
オスマン・トルコ帝国がキリスト教徒を
改宗するために橋を渡ってくる

始まって数分で既にカライブラヒムの哀しさが
映し出されて泣きそうだった…
誰にも知られていない過去の秘密

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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

2.5

グスタヴとゼロの繋がりがおもしろい
微妙な角度のトロッコ列車にちょっと胸ときめく
少しヨーロッパ貴族的なおしゃれなインテリア
紫色が映えてて綺麗です
ポップで可愛らしげな世界観にブラックな展開が
調和
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みんな元気(1990年製作の映画)

3.7

イタリアに住む5人の子供たちを訪ねるマッテオ

マルチェロ・マストロヤンニの演技に尽きる‼
「マレーナ」のジュゼッペ・トルナトーレ監督
「霧の中の風景」のトニーノ・グエッラの脚本
トルナトーレ作品の中
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鷲の指輪(1992年製作の映画)

4.2

「灰とダイヤモンド」から35年を経てワルシャワ蜂起を描いた

全編を通してずっと続く緊張感

1944年8月1日 ワルシャワ蜂起
赤い旗がはためくシーンが極めてかっこいい

ロンドンにある亡命政府の指
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マレーナ(2000年製作の映画)

5.0

1940年 シチリア島の漁村カステルクト
12歳の少年レナートが恋に落ちた
島で一番美しい女性マレーナ

青い空 開放的な風景
モニカ・ベルッチの非の打ちどころのない美しさ

第二次大戦末期 夫の戦死
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山椒大夫(1954年製作の映画)

4.2

マーティン・スコセッシ監督が映画監督を目指す若者に
勧めた映画の中に「山椒大夫」があった

「生きるとは何か」人間の価値を改めて見る
生きること不条理そのものを映し出している

人身売買にあった安寿と
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最初の人間(2011年製作の映画)

4.1

「一度モロッコの山の頂で散り散りになった雲はアルジェリアの高原地方で再び群れを作り今やチュニジアとの国境に近づくとチレニア海の方に抜けてそこで姿を消そうとしていた…」

アルジェリアはフランスではない
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ハチ公物語(1987年製作の映画)

5.0

秋田の大館から列車に揺られてやってきた

人格というものがあるように犬格というものがある
尊重しなくてはいけない!
上野教授との距離が近いですね
ハチの顔をクリクリと曲げた感じが堪りません
ちびの時の
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バビロン A.D.(2008年製作の映画)

2.4

ヴィン・ディーゼルを初めて知った映画

モンゴルにある修道院
カザフスタン、ロシアを経由してベーリング海峡へ
さらにアラスカからN.Yに
傭兵トーロップがオーロラを連れていく
彼女は人類存亡のカギを握
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シングルマン(2009年製作の映画)

4.4

一人の人間の愛が人を殺すこともある
大学教授が愛する人を失って絶望の淵に立った
一人になってしまった孤独感は埋めるものがない

ニコラス・ホルトが物憂げな教授を心配する姿が美しい
この美しさと音楽が映
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わらの犬(2011年製作の映画)

-

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
自分にないものに嫉妬する人間の怖さ

わらの犬は
「護身のために焼く、取るに足らない物」という意味
人の物は自分にはあまり意味がないとも取れる

結構みんな恵まれていてうまく
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.2

イギリスの田園地帯にひっそりと佇む寄宿舎
美しい自然に囲まれ外界から完全に隔絶された
ヘールシャムで育ってきたキャシー
自分達は特別な存在…

救える命のために救えない命がある
過酷な運命のもとに生ま
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