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五十年後の世界のryusanのレビュー・感想・評価

五十年後の世界(1930年製作の映画)
3.5
タイムトラベル × 火星探検

1930年製作の50年後、つまり1980年を舞台にしたSF映画。
基本はミュージカル仕立てのコメディータッチです。
この映画の描いた未来は既に今から40年前の過去。
当時の人がどんな未来を思い描いていたかが分かって面白いです。

約100年後の現代を基準に、
ほぼ合ってることは、
薄型テレビ、
自動ドア、
ドローン型飛行自動車(自動運転ではない)、
TV電話、
サプリメントの食事
火星有人飛行(UAEで計画中)

合ってないことは、
人間の蘇生
アイパッドが無い(まだ紙の文章のみ)
子供の自動販売機
酒のサプリメント化
結婚相手を裁判所決定
人間が番号で呼ばれている

ストーリー
1980年、人類は人間蘇生実験に成功して50年前に死んだ男を生き返らせる。J21は恋人のLN18との結婚を裁判所に認めさせるため人類初の火星旅行ロケットのパイロットに志願する。彼は友達のRT48と50年後に生き返ったスティーブンソンと共に無事火星に着く。火星には美女集団が住んでいて踊りの歓迎を受ける。しかしそこにそっくりさんの悪い美女集団が現れ3人は捕まってしまう。しかし何とか逃げ出し再びロケットで地球に戻った。J21とRT48はめでたく愛する人と結ばれる。
ちょっと浦島太郎もどきの展開。

「月世界旅行」「キングコング」が好きな人におススメ。

タイムトラベルカテゴリー: 2B(過去→現代)



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