み

美女と野獣のみのレビュー・感想・評価

美女と野獣(1946年製作の映画)
3.2
フランス/95分

【※具体的にではないけどラストの展開に言及しています】

原作小説を初めて実写化したのがこのジャン・コクトーの『美女と野獣』だそう

1940年代、まだCG技術がなかった時代にさまざまな方法で表現された"魔術"シーンの数々はアナログな仕掛けを最大限駆使したものになっていて不気味さや恐怖や驚きを通り越してニコニコしてしまうし、クライマックス(音楽がめちゃ盛り上がるところ)なんてわっはっはっはって笑いそうになっちゃった(ほめています)

出て来る人たちがわりとみんな性格が捻じ曲がっててベルすらも「お前…?何を言って…?」ってなる みんな人間くさくて(野獣すらも)面白い

ラストのまさかの展開といい(原作はこうなの!?)視覚的にはどのシーンも豪華絢爛で美しいのに、描かれている人間性やストーリーは美しすぎなくて(?)いいですねぇ〜〜(ほめています)
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