美女と野獣の作品情報・感想・評価

『美女と野獣』に投稿された感想・評価

SaNita
3.8
ジャンコクトーのシュールさと耽美的な映像
ただ美女と野獣という物語が正直よくわからんねんな
好きですね。
コクトーの舞台芸術の美しさ、正直に言えば、ディズニーのよりも良いかもしれません。コクトーの特色はどの監督よりも強く感じます。

画家で詩人のコクトーらしさが結実した名画。シュールなおとぎ話で、少々残酷なテイストの隠し味。ディズニーのお子さまランチとは雲泥の差。1作目の「詩人の血」はブニュエル的な前衛映画だったが、本作はそれを…

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mai
3.3
部屋の装飾や衣装がとても美しく、カラーで観てみたかった。
セリフが少なく絵画のような映像が連続するので、集中できないとちょっと退屈な気がする。
3.4

オープニングから変わっていて、他の映画と雰囲気が違う。コクトーの詩人らしさが出ていた。
ギミックがほとんど人力だったり、逆再生や鏡の演出などのこだわりが伝わってきて、今でも通用する凄さがあった。ラス…

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さじ
3.9
このレビューはネタバレを含みます

舞台を特等席で見ているような、ライティングとセットが美しい映画だった。

屋敷の中は薄暗く、燭台を握る手や壁の顔が不気味で見応えがある。
それとは対象的にベルの部屋や庭は明るく、明暗の差もまた綺麗だ…

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せっ
3.8


愛は見た目じゃない、ではなく、愛は見た目と金の結論で終わる皮肉。ベルが普通に嫌な奴。野獣の姿だったらやだけど、元々好きな人の顔で金持ちラッキー♪的な、白状さ。

この時代に、魔法や野獣の館の幻想的…

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3.5

ジャン・コクトーが監督をしている美女と野獣。

1946年に撮られた映画ということもあり、壁にかかっている蝋燭も、部屋の中の石像も、ドアを開く召使も、すべてが人の顔や手で動かされている。特に壁にかか…

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JB
3.8

ジャン・コクトーの映画は初鑑賞だけど、最初のテロップで彼の詩的さを感じさせる。野獣のビジュアルは他の美女と野獣と比べて猫っぽくて、怖さと迫力があった。

フランスののどかな田舎と、洋城の不気味さやフ…

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TOBIO
-

〈雑感〉
・ジャン・コクトーが映画撮ってるの忘れてた
・魔法の城の燭台腕、自動ドアが良い
・野獣の水飲みシーン、思ったより野獣してる
・ベルの首飾りが姉に渡った瞬間に変化するトリックショット、上手い…

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