萌え要素一切無しの硬派なOVAシリーズ『マクロスプラス』4巻分を再編集した劇場版。他のマクロス作品と違い「歌」が敵として描かれており、物語の核となる存在のバーチャル・アイドル「シャロン・アップル」もジェイムスン型を彷彿とさせる異質な見た目で、その事からも他の作品とは一線を画す異色作である事が伺える。歌がモチーフになっているだけあって、菅野よう子氏の楽曲が、相乗効果により物語をより一層盛り上げている。特にラストにかけて、Information HIGH（楽曲）と板野サーカスが組合わさった、ガルド VS ゴースト&イサム VS シャロンの戦闘シーンはテンション上がりまくり。
