2023-101
K-PAXから来たという謎の男プロート。どこからともなく現れた彼は、博士でも限られた者しか知り得ない宇宙の情報を知っている。パウエル医師は彼の過去を知るためにある手段をとる。するとプロートの過去と正体が明らかになっていく。
「信じればそれは実現する」がテーマらしい。他の患者達はプロートがK-PAX星人だと信じたことで快方に向かったように、信じる力がテーマになっている模様。
私も信じてたよ(笑)
ネタバレあり↓
プロートの過去を知る方法が退行催眠というのは普通すぎる気が。自分から話してほしかったけど、無理だから異星人になったわけで、話せるわけがないんだよね。
そして明かされた過去があまりにも むごすぎる。そりゃ気もおかしくなる。正気でいられる方が凄い。実際にあんな事件を受けたら、人は正気を保てるのだろうか?
皮ごとバナナ。ヘタごと苺。
シャクシャクと音が出るバナナ。
ケヴィン・スペイシーだと何故か安心できる。安定した演技力。
なぜ天文学者の中でも限られた者しか知りえないという情報を知っていたのか?
それは、天文学者しか知り得ないとは限らないし、他者が知っている可能性はあるから、ということらしい。
抗精神病薬が効かなかったのは、分裂病性の妄想であれば抗精神病薬が効いたかもしれないが、プロートの言動はトラウマからくる神経症圏の症状だから効かなかった、ということらしい。