このレビューはネタバレを含みます
多くの人は、人に対して自分の想像で勝手に思い込んでしまい、人の人生とは勘違いの連続だと思う。その勘違いは一部の断片をすべてだと思い込んでしまうほとんどの人間に存在する自己保存のための人間の脳の機能に原因があると思う。
そしてその先入観から生まれる誤解とも言うべき勘違いを取り除くためには人間の五感とは別にある経験に基づいた自らの直感力を自分で磨くしかないと思う。
直感力を磨くためには、多くの経験と、常に意識して "気をつける" ということ、これしかないだろう。
物語の中で、そういった直感力を持ち合わせた女性が一人いる。
この映画はアート性は全く無いと思うけれど物語の内容がとてもよかった。
最初英語の題名と邦題とが全く違っていているなと感じたけど、最後まで見終わったって個人的な意見として日本語のタイトルはこれはこれでよかったと思った。