コロン

ミッドナイト・イン・パリのコロンのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.1
冒頭から美しく魅力的なパリの風景と軽やかな音楽に引き込まれ、きっと心地良い映画だろうなぁという予感がしたが、こう感じさせてくれる映画は滅多にない(もちろん予感は的中した)。タイムスリップのファンタジーはノスタルジックで浮き浮きするし、レイチェル、マリオン、レア、キャシーと好きな女優の豪華オンパレードが観れて大満足。見た目以上に芯のしっかりした小説家を軽妙に演じたオーウェンも良かった。偉大な芸術家達になりきったエイドリアンやコリーをはじめ、とにかくキャスティングが絶妙で、さすがウディ・アレン監督。オーウェンとブルジョアジーのレイチェルは価値観が全く異なるから、別れて大正解。雨のパリを愛するオーウェンとレアが幸せになりますように。「過去に憧れるのは人の常。現在って不満なものなんだ。それが人生だから。」
コロン

コロン