RestatLouis60

ミッドナイト・イン・パリのRestatLouis60のレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.6
配信されておらず、DVDも毎回既に借りられていてずっと観れなかった作品、やっとです。
最っ高に好き。天才。ウディ・アレンありがとう。ぶっちゃけなぜ12時に昔の時代のパリにいけたのかはわからない。でもそんなことはどうでもよい。もっと大事なメッセージを感じた。
自分自身、とっても昔の時代に憧れている。歌、映画、ドラマ、好きになるものほとんどが昔の時代のもの。とても魅力を感じるし、この時代を生きたかった、と何回思ったことか。(トップガン劇場で観たかったと何回言ったことか)でもそれはみんな同じなんだなと。昔の人はそのまた昔に憧れている。このシンプルなストーリーの設定にびっくりするくらい納得した。人間はやはりないものねだりなのかな。難しくもないこのストーリーを思いつくウディ・アレン。そりゃアカデミー脚本賞取ります。今なんかより昔の方が良かった、生きてもいないのに、こう思ってるくらいなら現代を存分に楽しむべきなのかもしれない。昔の時代の特色や文化に触れるのはいい事だとは思うけど。とにかく、現代も未来人からしたら良い時代なのかもしれないし、現代も悪くないのかな、と思わせてくれた。

ラストの展開もシンプルだけどすごい好き。なんていうのかな、たとえ考え方とか趣味とか色々違うことはあっても、やっぱりどこか感覚?(作中では雨はただ濡れるだけだから嫌いじゃないとこ)が似てるってゆうのは大事なのかな、と思ったり。そんな人に出会えたら幸せだろうな、レア・セドゥ色んなとこ出てるなー。
ギルが深夜車に乗ってどっかいって探偵は消えたって言って、レイチェルがなにか勘づきそうにするのよかった。
まじで良すぎたー昔の作家とか興味ある人なんて興奮やばそう。笑