デロング

ミッドナイト・イン・パリのデロングのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.7
オープニングのパリの街並みから引き込まれました!昼も夜も、そして、晴れの日も雨の日もパリ良いですね!魅せられました。(^^)

ギル(オーウェン・ウィルソン)と婚約者のイネズ(レイチェル・マクアダムス)は両親の出張に便乗してパリを訪れる。そしてある夜、散歩中のギルが1920年代のパリにタイムスリップしてしまう。変に、『はい、ワープしますよ~』的な演出じゃなく、自然な流れの中で変わっていく感じが良いんですよ。(^^)

これ、なかなか面白かったです。作家の夢を諦めきれないギルがタイムスリップした先でヘミングウェイやピカソといった憧れの偉人たちに出会ったり、恋をしたりと夢の中にいるような感じで世界観が凄く良かったです。

この映画に出てくる偉人たちは名前くらいは聞いた事がある程度だけど、全然問題なく入り込んで行けました。知識があればもっと楽しめたかもですね。(^^)

サルバドール・ダリは美術館に見に行った事あります。なので、エイドリアン・ブロディー演じるダリの奇人ぶりは何気に笑えました。

過去と現在を行き来する事で見えてくる映画が伝えようとするメッセージも分かりやすく、希望も感じさせてくれる良い映画でした。(^^)
デロング

デロング