えそそ

ミッドナイト・イン・パリのえそそのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.0
めちゃ好き。
こういう雰囲気がブチ抜けてる映画は大好きだ。昼夜の美しいパリの街並み、緩やかに流れるジャズ、詩的な台詞たち。どのシーンを取っても素敵な絵だったと思う。

小説家になりたい1920年代をこよなく愛する映画脚本家ギルが婚約者とパリへ旅行する。夜中道に迷ったギルが途方に暮れていると、そこに一台の古い車がやって来る。その車がついた場所は、なんと1920年代のパリで、彼は憧れの芸術家たちと共に時を過ごしていく。
色々な芸術家がこぞって出て来るたびに興奮した、シェイクスピアがカッコ良すぎた。とにかく、本人の言葉も多いと思うが、詩的な表現が多くとてもグッときた。あとひたすら街が美しい。レコード屋の女の子が美しすぎないところがすごく良かった。かわいい。
気が付けばあっという間に1時間半だったが、終わり方はイマイチかな。ラストシーンこそ素敵なものの、後半畳み掛けすぎな気がしてしまった。もう少し色々な出来事や問題を最後まで片付けて欲しい。
とはいえいい映画見たなって思える一本。

一番好きなシーンは、ギルが初めて'20年代に行き、2軒目であまりの驚きに口が半開きだったけど、少しずつ状況を理解してニヤけるところ。
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