頑張り屋

ミッドナイト・イン・パリの頑張り屋のレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.6
ウディ・アレンらしからぬ一本と感じた。妙に拍子抜け。
だけど、パリという舞台装置を巧妙に操り、ジェネレーションの交錯を描き出している。
ロスト・ジェネレーションへの憧憬が、過去への不誠実な賛美に対する批判を象徴していた。
現在に生きることを決意する男と過去に囚われる女の対比は何を齎したんだろう。
これは痛烈な皮肉だったんだろうか。
それでも、パリの美しさだけは移ろいながらも変わっていない。
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