よるこ

ミッドナイト・イン・パリのよるこのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.4
婚約者とパリにやって来た、アメリカ人脚本家で作家になりたいギル。
20年代こそ黄金時代だと思っている彼はパリに住みたいが、婚約者とは重要な所でいつも意見が合わない。
別行動で街を歩いていた時、真夜中の鐘が鳴り一台のクラシック・カーに招かれてたどり着くとそこは20年代のパリだった。

ヘミングウェイやピカソ、フィッツジェラルド夫妻にピカソの愛人だったアドリアナに出会い、夢中になり毎夜文化人達に会いに出かける。
そして彼女と行ったさらに前の時代で、人はいつも現在より過去に憧れ続け満足しないものだと気付く。

パリを幻想的に描いたロマンティックな雰囲気がとても美しい映画だった。パリに対する憧れはそんなに無いのだけど、これはタイムスリップしたら楽しいだろうなと思う。
ポスターのゴッホとのコラボレーションもとても素敵。
よるこ

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