このレビューはネタバレを含みます
バンジージャンプする
まず言えるのは、絶対に字幕で見た方がいい!吹き替えだと、違和感ありまくりであまり集中ができなかった。
ものによるが、この映画は字幕の方がよく見える、と思う。
話の展開が早すぎて、そして昔と今のシーンが入り交じってて、ちょっと忙しかった感じ。
良かったのは、男子生徒が彼女となんらかの関係があるってことを行動で伏線はって表そうとしてる所、めちゃくちゃベタだけど。
例えば彼女は小指を立てるのが癖で、それを男子学生がやっていたり、主人公の先生は緊張するとしゃっくりしてしまう癖があって、それを男子学生のまえでやってしまったり。
そして衝撃のラストシーン。
まさか心中オチとは…
彼女は1度死んで転生してるわけだから、流石に想像してなかった。何回死ぬねんみたいな
二人で固く手を握りあって、橋の上から命綱なしのバンジージャンプをするわけですよ。
題名はここから来てるんですね…、普通の人は察していたかもしらないですけど、私はハッピーエンドだと思っていたので…といってもこれはこれでハッピーエンドなのかもしれませんね。
とても穏やかで幸せそうなBGMと彼らの表情、そして飛び降りた瞬間の周りの悲鳴が不思議とマッチしていてラストシーンは美しかったです。
私的には、もう少し転生後の二人をフューチャーしてほしかったな。
一般向け、いわゆるクィア映画ではないので、しかもわりと昔の作品というのもあってゲイ的なシーンをなるべく減らそうと言う監督の目論見()がめっちゃ伝わってきた。
そこが残念かも…
でも、転生というかなり難しい題材の映画はなかなか見ないので この作品に出会えて良かったです。