デヴィッドリンチ監督。
この監督の作品は「マルホランドドライブ」が一番最初だったので軽くトラウマがあり、何となくこの映画のパッケージからも、覚悟を決めてみました。
と思いきや難解な映画ではなく、
そこそこボーッと見てても理解できる内容でした。
主人公:クズ男
謎の女:ドMのメンヘラヤリ○ン
デニスホッパー:イカれた変態
この3人がメインで話が進んでいくんだが、全員嫌いすぎて、誰にも感情移入できず。
芸術的なのかなんだか知らんが、
バイオレンス・サディスティック・サイケデリックを、とにかくごちゃ混ぜにした感じがして、サブかった。
デニスホッパーだけよかったが、
あとはあんまり好みではない。
サスペンスとしての展開も、
別に何か驚きがある訳でもないし。
漂うサブカル臭に、
「時計じかけのオレンジ」と同じものを感じた。
もっとストレートな映画がいいわ。
バイオレンスに傾倒するか、サスペンス・ミステリーとしてのストーリー展開を重視するか。