まりな

ビルマの竪琴のまりなのレビュー・感想・評価

ビルマの竪琴(1985年製作の映画)
4.5
ビルマの荘厳な景色と、美しい合唱がマッチしていて鑑賞中、不思議な感覚になる戦争映画だった。激しい戦闘シーンや、苦しい飢え、暴力シーンはあまり無く、淡々と戦争の現実を伝えていた。遠い異国で、無名戦士として死にゆく若者たちの気持ちを忘れることは、彼らを二度死なせることになる。慰霊の気持ちを持ち続けることが、一番の供養になると思う。戦争体験者の祖母と見る事で、更に良い二時間になったように感じる。
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