Psycho 1960 USA
Alfred Hitchcockの代表作でありながら、兎に角怖いということで見るのを避けていた作品。2012年の映画「Hitchcock」を鑑賞して「Psycho」の制作過程やトリビアを見てこれは見なくてはということで鑑賞。
アメリカの実在の犯罪者エド・ゲインの犯罪にヒント得て作られているため、ラストシーンが衝撃的でとても面白かった。
「Hitchcock」を鑑賞してしまってから見たので、予備知識がある状態で見てしまったのと、古い映画であることもあって、有名なシャワー場面やその他のシーンではあまり恐怖を感じなかったが、ラストシーンではこれぞキチガイという人を見てしまったという恐怖感を与えられた。また、バーナード・ハーマンの音楽はとにかく見事だった。何度も聞いたことのある音楽であるがこの映画ではとても効果的に使われていて感動。
公開時にヒッチコックが徹底的にネタバレに奔走したとのことだが、映画館の観客が予備知識なく見ることが、本作が歴史に残る作品となる所以の一つになっただろう。
Hitchcock/Truffautも早く観たい。
