サイコの作品情報・感想・評価・動画配信

サイコ1960年製作の映画)

Psycho

上映日:1960年09月04日

製作国:

上映時間:109分

3.8

「サイコ」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレ的感想です。







ユング的母殺しが、親からの独立・自立を意味しているのに対し、サイコの場合、母殺しにより、自己の中に母を内包する、母に内包されるというエディプスコンプレックス的欲求を曝け出す。
ノーマンを殺人鬼に仕立て上げるまでの精神過程が説明されることにより、今までのノーマンの行動は、歴然とした思考回路の異常さを証明することになり、何度見ても気持ち悪さを募らせる。

最後の最後まで、焦らし続けるヒッチコックのいやらしさ(特に終盤の母、ノーマンの会話が聞こえる部屋を、上から覗かせてくれるのかと思いきや、覗かせなーいというツンデレ演出)に引っ張られてしまうサスペンスとしての面白さ、不気味さ。
そして、ノーマンの心理状況を知ってから改めて見ると、ジワジワくる気持ち悪さを伴うスルメ映画。
ラスト母ノーマンの一人語りの気持ち悪さも最高。
しゅり

しゅりの感想・評価

3.9
今後、狂気に満ちた殺人鬼の演技を堪能したいときはこの映画を観ようと思った。

ストーリー自体は、もちろん面白いんだけど、この時代においてこんな作品を作り上げるなんてヒッチコック凄すぎるなという感じで、今の時代の人間からすると結末はわりと読めると思う、そしてそこまで怖くはない。

表現手法も面白かったな、不安を煽る音楽も王道で、アトラクションに乗ってるときのような楽しさがあった。
この作品を見た女の人は、
シャワー浴びるのがトラウマに、、


ヒッチコック作品で1番最初に見た作品。

シャワーシーンは有名ですよね。

この白黒の時代からサイコスリラーというジャンルを手掛けてるあたりがすごい。
ストーリーもシンプルで非常にいい。

ホラー映画としてもおすすめできる作品です。
ひよし

ひよしの感想・評価

4.6
ヒッチコックはじめて見たんですけど、この人、観客を2時間画面に釘付けにしておく能力にかけては人類一なのではないか。終わってみるとストーリーは明快なのに見ている最中は常に不安になる。最初のほうの警官のねっとりした視線(サングラスしてるけどね)とか、逃げている最中に「いま社長たちはこんな会話をしてるんだろうな」と想像する感じとか、観ている自分が犯していない犯罪で糾弾されているような感じがしてソワソワする。
ラストシーン、精神科医が犯罪の動機を説明するところ、ややこしい話なのにスッキリしたセリフでまとめていてこういうところもすごいなと思った。母を愛するのではなく母親になるんだよね。
すず

すずの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

論理性、演出、セリフ、演技、どれを取っても良いところの多い映画。

【よきロジック】
●警察沙汰にしない理由...姉のため(犯罪者になって欲しくない)

●犯人を捕まえるのが、恋人と妹になる。ミステリーであると同時に仇討ち。「お前たちに捕まえて欲しい!」というキャラに捕まえさせてる。

恋人と妹がモーテルに向かうためには、警察沙汰にせず、しかもモーテルを突き止める必要がある。
そのために探偵が登場して、ノーマンの矛盾を暴き、情報を引き出し、それをライラ達に伝える必要がある。

【よきセリフ】
「幸せを買うんじゃない、不幸を金で追っ払うのだ」

【よかったシーン】
●シャワー室の場面。殺されたマリオンの瞳のドアップ。そこから、カメラを捻るように引いていく。浴槽から身体を乗り出し、床に左頬を当てる形で突っ伏している。死体は「モノ」だ、ということを印象付ける名シーン。

●沼にマリオンを車共々沈めるシーン。途中までブクブクと音を立てて沈んでいった車がピタッと沈まなくなる。やがて再び沈み始めて完全に車は飲み込まれるのだが、その時のノーマンの顔は最高。爪を噛む感じが、精神的に狂ってるヤツのそれなんだよなあ。噛み締めた時の顎関節の動きがめちゃくちゃダイナミックで、異常に力が入ってることがわかる。

●中古車屋のシーン。ずっと通りの向こうに警察官がいる。ただそれだけで、めちゃくちゃ緊迫感が出る。


【ノーマンと母の関係性】
なんかすごい複雑でまとまらない。

母の証言を踏まえた精神科医の解説....「母親への嫉妬」が元々ノーマンにあった。故に、母と愛人を殺した。そして、内面化した母はノーマンへの嫉妬を抱く。おそらく、あくまでノーマンの作った母、であり理想の母だから。それが故に、マリオンに嫉妬した母は、マリオンを殺す。

独房で独りごちる母....「息子が片付いた、すべて息子がやったこと」まったく嫉妬という感じではない。

わけがわからん。わかる日が来るといい。
再鑑賞。ストーリーは記憶していたが、白黒だったことを忘れていた。85。
Yuki

Yukiの感想・評価

3.6
白黒映画だからこその不気味さを感じた
影において顔が全く見えないってのもいいね
うちだ

うちだの感想・評価

3.4
かの有名なシャワーシーンがみたくて鑑賞。この手の古典的名作は受け手側が「時代を考えると先進的」と考えるか「今の時代だったら普通」と考えるかで評価が大きく変わってくる気がする。『めまい』もそうだったけど、ヒッチコック大先生の良さを感覚的にわかるレベルにまだまだ到達できてない。
mayo

mayoの感想・評価

-
尺もストーリーも全てが良い塩梅。均整の取れた綺麗な映画。
ミステリとしては割とシンプルで、オチは序盤で予想がつくんだけど、しっかりハラハラさせられる。なんなんだこの安心感のあるエンターテインメントは。感嘆いたしました。

でもやっぱ犯人はサムじゃない?サムもまとめて逮捕してほしいね。サム、すべての元凶。
ぴ

ぴの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

お金を持ち逃げしようとしていたマリオンを
主人公だと思っていたので、

シャワーシーンで滅多刺しにされてしまい、
あれ?誰が主人公なんだ?
って戸惑いました。

まさかモーテルの管理人が主人公だったとは…!
ノーマンの情緒不安定で謎めいている雰囲気が
よかったです。

笑うところじゃないのかもしれないけど、

探偵がノーマンに刺されて階段から転げ落ちていくシーンは違和感ありまくりでしたし、ラストで骸骨のお母さんが振り向くシーンもなんだかおかしかったです。😂

The ホラーって感じの音楽が印象的で、サイコホラーの金字塔と言われている作品を見れてよかったなとおもいます!
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