初めてこの映画のチラシを観た時に、「コレって『ツインピークス』みたいやん！」って思ったせいかもしれませんが（笑）勝手に脳内で水の中に棲む魔女を創り上げてました。。。
彼女は宇宙から来た水の妖精で･･･ってアンタ そっちかいっ？！『サイン』の方だったのね～
･･･確かに『ツインピークス』に似てる場面も多々ありましたねぇ･･･ とにかくマンションの住民が皆さん全員、ちょっとフツーぢゃないこれでもか？これでもか？と怪しい人が出てきます。
で、マンションの管理人のクリーブランドの所に「夜中にプールで泳ぐ奴がいるから止めるよう言ってくれ！」と苦情が来たので、彼が夜中に見張っていると･･･人の手がニュッと出て･･･
結局、管理人さんはプールサイドで滑って頭を打って、沈んじゃうのを妖精さんが助けるって、ちょっと「人魚姫」も入ってます（笑）
しかーしっ！ここからが、強引も強引なストーリー展開で、ツッコミどころ満載
勝手にそんな昔話を現実に当て嵌めて良いもんですかぁ？
彼女、いつの間にか妖精の女王様に祀り上げられてるしぃ。。。
マンションの住人、訳ワカンナイうちから役職決められるわ、「女王様を元の世界へ帰すプロジェクト」に参加させられてるわで、大忙し
しかも今までチョイ役を楽しんでた監督が、いきなりキーパーソン（いや？結局彼はナンだったのか？？？）で延々出演してはるし（･･･しかし、これほど男前とは知りませなんだ）
ラストはすっかり「竹取物語」でございました
･･･ファンタジーと言えば、この上なくファンタジーなんだろうけど、お得意の大ドンデン返しもなけりゃぁ、ビックリもグロもホラーも無い、ナイナイ尽くしはちょっとキツい映画でした。
でも妖精ストーリー役のブライス・ダラス・ハワード嬢は可愛かったです
『ヴィレッジ』の盲目の美少女の時も可憐でしたが、今回はまさに妖精
決して美女ではないんだけど、横顔の鼻筋がキュンと上に向ってカーブしてるのが好みだわ～赤毛でグレイブルーの瞳も妖しくて魅力的（映画後半で瀕死になるとブロンドに変わっちゃうのが残念）
