MotokiA

アバターのMotokiAのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.0
最新作観るためにやっと観た。

普通にめっちゃ面白い。
なんだかんだで何も予備知識がないまま観たので、当時熱かった(いまでは当たり前になりつつある)仮想現実やアバターに載せたリアルとは違う自分を、こういう形でエンターテイメントにしてたのか…と驚いた。長尺に億劫になってたのはすっかり忘れて時間を忘れて楽しめた。

最初主人公がアバターに入る時はエヴァと攻殻機動隊の影響受けまくりだなと思った。
が、本人とアバターの境界が分からなくなる、むしろ現実の自分ではない自分が本物だと信じたいと思う展開は、現実社会で起きてることについて示唆的な表現ですごく良かった。

しかし地球人が残虐すぎて外道過ぎる。まさに下衆の極み。実際こんなもんかもっとひどいけど今の世の中見てると。

最後の主人公が元の身体を出てアバターの身体で生まれ変わるところに関しては少し、果たしてデータ移行先の自分は果たして元の自分と同じ人物なのか…?という哲学問題が頭をよぎったけど、その辺物語的に上手くいってる感じなので、母なる星のパワーで問題無しと理解することにした。
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