カヨ

トゥームストーンのカヨのレビュー・感想・評価

トゥームストーン(1993年製作の映画)
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OK牧場の闘いを結構忠実に描いた作品らしい。
正直私はアントワープのことそんな好きではないというか嫌いでもないけど、“英雄”とは思えない。
しかしドクは…とても魅力的だ…。ドクは弱さの塊だと思う。
映画の物語はどう捉えたらいいかわからなさがある(人を殺しまくるので)けど、ドクの魅力で頭がいっぱいになった。なぜかわからないけどドクの中にはアントワープしかいない。本当に彼しかいない。告白みたいなシーンがあってびびった。ブロマンス度が高すぎて混乱。
アントワープが敵の無法者リンゴについてドクに尋ねるシーンが一番好き。

「リンゴのような男はなぜ悪事を重ねる?」
「リンゴみたいな男は体の真ん中にとても大きな空洞がある。いくら殺してもいくら盗んでも満たされない。良心の痛みを感じないんだ」
「必要なものは?」
「復讐さ」
「何への?」
「生まれた事だ」
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