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そして、デブノーの森へのRのレビュー・感想・評価

そして、デブノーの森へ(2004年製作の映画)
3.0
ふわふわ系

仕事終わりに観に行って、早々に戦意喪失というか、一生懸命観れなくて終わってしまったけれど「そして、デブノーの森へ」という映画の印象だけは強く、いつか観たいと思っていた。
あまり艶っぽくもないヘルシーなベッドシーンにエロティックラブサスペンス的な安いジャンルだったかなと思い戸惑った。
あと、ダニエルはコメディ向けな可愛らしい顔に思う、身長的にも…。
けれど根深いヨーロッパの過去が掘り出された、しっかりとしたサスペンス。
歴史的背景もあり物語がガッチリしているのに
展開に起伏は少ない、雨の景色も音楽も心地よい
豊かな森の緑が目に優しい、
妙に癒され眠気を誘う作品。
比較はお門違いかもしれないけれど、「ある秘密」の方が映画として見る上で骨があって美しくて切なく哀しくて良かった。
ただ、2007年に名古屋シネマテークでこの作品を観たという記憶は嬉しく、再会に大いに喜んでいる。
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