あの危うい妖艶な少年を体現しきった松田龍平と監督演出ヘアメイク衣装全て諸々に、もう言葉を無くして立ちすくむ、ぐうの音も出ない。
煙に巻かれてしまったような不思議な感覚も併せて、結局彼って何者なのっていう気持ちよさ。
正直、何も台詞が聞き取れなくて字幕で観たかったが真っ先の感想だけど、
そのふわっと掴めない感じが、加納惣三郎みたいでよろしいかと。
司馬遼太郎読んでみようかなんて思うほど。
是非字幕ありかつ映画を観る環境で観てみたい。
あまり利用機会のなかったけど選択肢として手元に置いていたGYAOで観た。
テレビジョンで観ると広告がなくて不思議だったGYAO。
GYAOの断末魔作品として、両手を合わせて観させて貰った、ありがとう。
私は鑑賞できる日を何年も待ち侘びていた、待ってるだけだったけど…。
