チビコロ

フリーダム・ライターズのチビコロのレビュー・感想・評価

フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)
4.2
最後に観たのは10年以上前だったか。
凄く感動したことだけ覚えていた。

子どもたちが少し大きくなったら
(それでもあと10年後か?)
観せたい映画を
ピックアップしていこうとふと思い立ち。

記憶が曖昧だし
ちゃんと観直そうと思い
まずはこれをチョイス。


もうずっと泣いてた。
ほろほろと、涙が止まらなかった。

ちり紙とパジャマの裾がビチョビチョ
(だけんタオル使えて)

恥ずかしい話。
本、ほとんど。。。
というか
全く読まんのよな。

気持ちだけはあるんだけどね。

『アンネの日記』くらいは読んどかなんな。
『十二人の怒れる男』、映画大好きだけん
原作も読んでみたいな。
今度の休みは小猿らを図書館に連れて行こう。





個人的な話。
私が小学3・4年生の時の担任の先生が
子どもたち第一主義の先生だった。
昼休みは必ず運動場に出て
白線引いて
いろんな種類のコート替え陣取りしたり
ボール遊びしたり。
親か学校かの許可取らず休日にクラスメイトを登山に連れ出したり。
海の民宿に泊まりに行ったりもした。

当時放送されてたドラマ
『みにくいアヒルの子』ば観るように言われて
うちは夜7時以降は全くテレビ見せてくれんだったけど
でもそれと『漫画日本昔ばなし』だけは見せてくれてたな。
先生は、私たち一人ひとりに『一番星』ば作ってくれた。

『先生あのね』ってタイトルの
先生との交換日記も全員してた。
「先生あのね、」で始めるの。

私の父も教師だったから
そんな破天荒な担任のことを
あまりよく言っていなかったことも覚えている。
(なんだかんだ言って保護者代表として山についてくる父だがw)

めっちゃおっさんで
全然かっこよくないし
禿げてるのに七三でw
でもみんな先生が大好きだった。
恩師として結婚式に呼ぶ子も多かった。
先生の還暦祝はみんなが集まった。

生涯の中での学生期間なんて
本当に短い。
恩師に巡り会える確率なんてどれほど?

特別なことをする先生じゃなくていい。
自分から歩み寄れば後に恩師となり得たかもしれない先生もいたなって
歳とって感じる。
チビコロ

チビコロ