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キス・オブ・ザ・ドラゴンのotenbalunaのレビュー・感想・評価

キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001年製作の映画)
5.0
間違いなく私の好きなアクション映画のトップ3に入る。ジェット・リーのハリウッド映画で一番好きかも。確か、ジェット・リーのスピードに合わせられる実際に格闘技ができる人を配役したと聞いた。だからとにかくアクションがリアルで見応え充分。ジェット・リーのアクションは本当に型がきれいだし、3対1で警棒で闘うシーンのスピードはほんとすごい。

ストーリーはわかりやすくシンプルだけど、アクションが浮かずに自然に入ってるし、寡黙なジェット・リー、よく喋る娼婦役のブリジット・フォンダ、悪役のチェッキー・カリョの3人がとてもバランス良くて良い。チェッキー・カリョの悪役はさすがだ。ジェット・リーは異国で追い詰められていく時の表情、周りに敵がいないか張り詰めながら歩く時の演技とか、アクションだけじゃないのを魅せてくれた。

中国人、フランス人、アメリカ人が英語で意思疎通測るから、それぞれの訛りの英語も聞ける。特にフランスの駅員さんの英語は聞き取り難しかった。
パリ観光案内というくらい名所がたくさん出てくるし、色んな意味でおススメの作品。
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