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世界の中心で、愛をさけぶのLのレビュー・感想・評価

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)
3.5
よかった。すごくよかった。
坂元裕二脚本って忘れててみてて、
すごくステキな言葉だなあって思ってエンドロールで坂元裕二って出てきて思わず声出た。やっぱり素敵な言葉を選ぶなあ。

すきなもの、調理実習、夏の麦茶、白のワンピース。
っていう台詞がすき。
それから、無人島でふたり窓にすわって夕日をバックに話すシーンの美しさ。
カセットテープで文通なんて今じゃ絶対ありえない、昔ながらの青春がすごく素敵だった。渡り廊下ではがきを持ちながら、ふたりで笑いあってるシーンもかわいくて青春!て感じですき。
バイクで二人乗りして田舎の広い道で叫んだり、とにかく前半は甘い青春が詰まっていてにやけてしまう。
ベタベタな高校生の恋愛に、恋人が病気ってまたベタベタの展開だったけれど、でも、よかった。不快な感じはしなかったけれど、なぜかあまり泣けなかった。
クサイ台詞が多いけど、長澤まさみの声が素敵で、やっぱり嫌な感じはしない。


空港でアキが倒れて、まだ生きてるよって言う時の表情がなんとも言えなかった。

全体的に構図や絵がきれいとか言葉がきれいとかそういうことは思うのに、演技がどうとかここがすごいって具体的な感想が浮かばなくてもどかしい…。
もっとたくさんの映画をみて、勉強する。
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