Ren

パルプ・フィクションのRenのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.7
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2023/03/26
映画館で1週間限定公開とのことで、行ってきました。

まさに、『映画を観た』という感じがする素晴らしい映画だった。
観終わった後、あのシーンが〜と語る以前のあの感じを取り戻せそうで、映画ってこんなに面白いものだったよなあと再認識。

名作は劇場で。
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以下、初回視聴時レビュー

面白い!
こんなに『くだらない話』なのに惹き込まれるのはなぜだろう。久しぶりの理由考察をしてみようと思う。

①会話が最高
もちろん邦画のゆったりとした「間」も好きだけれども、それよりもとにかく僕は『会話』が好きなんだ。と、この映画を観ていて思った。それくらい魅力的な会話、無駄話の数々。

②手に汗握る展開
通常のアクション映画だと銃を撃ちまくることが多いので、たくさん人を殺すことでスッキリ(あれ文にすると倫理的にまずいな…笑)という感じだが、この映画はそうではなかった。いろいろ喋るとネタバレになるので言わないけれども、手に汗握ることが多かった。

③まさかのコメディー
よくアクションのところに分類される映画だけれども基本的にはコメディーじゃないかな?って思った。
それにしてもよく笑った。ヘタなコメディー映画の何倍も笑ったんじゃないかなってくらいは笑えました。

④推論する楽しさ
後から色々と繋がっていっていくのでもちろん気持ち良いし、目に見えてわからなくても、もしかしたら???と推論することが楽しい映画だった。
・映画が終わった後の続きはどうなるのか?
・この映画はどういう意味をあらわしているのか?
・あの銃の跡は…鞄の中身は…等々、
久しぶりの終わった後『語りたい』映画でした。

タランティーノの大ファンになりそうかもしれない…
それでいてパルプ(くだらない)フィクション(空想)ですよっていうタイトルをつけるのも天才だ。
次はレザボアドッグスかキルビルを観ようかなあ。
良い映画に出会えて今日は幸せでした。
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