ガマリエル

パルプ・フィクションのガマリエルのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.1
かっこよくて面白い。ヴィンセント(白人のトイレで殺されたやつ)が噛み付くたびに多少イラつくものの笑みが溢れる。

「命令口調は好きじゃない。」「思想的に撃ち殺す。」
余計な一言が多すぎる。

ウルフのシーンとラストシーンが特に良かったな。
ポスターがミアだからもっとミアがフォーカスされるのかと思ったら、ジョールスとヴィンセント、ブッチが個人的には印象に残ったな。
ミアのエロさはすごかった。

最後のジョールス(アフロ黒人)の聖書の引用の解釈は
「俺とお前(強盗カップルの男パンプキン)が正しい側で世の中が悪しきものだと思ってたけど、それは真実ではない。真実は俺が悪しきものでパンプキンお前はそれにすらなれない弱きものだ。俺は悪いものだからいつもこの場面で引き金を引いてきた。しかし弱きものであるお前を導く羊飼いになりたいと努力している。だからお前の模範となるために銃を下ろす。」

こういう意味なのかな?と考えました!合ってる?
自分に対するこの仕事から足を洗う覚悟と、まだ引き返せるであろうパンプキンへのジョールスなりの説教なんじゃないのかな?

事実その後(映画的には以前)ブッチにヴィンセントが殺されたシーンでジョールスは見当たらない。足を洗えたかどうかはわからないが、同じ体験をしているのに引き返そうと思ったジョールスは生き残り、ヴィンセントは殺された。

ブッチのシーンでも日本刀を手に取り引き返したブッチは約束を反故にし、車でマーセルスを轢いたのに許された。

意外とこの映画は「間違いをしてもいいことしたら取り返せるよ!」みたいな単純なことを主題に置いてるのかもしれない。

「ゴシップのような安っぽい小説」の主題としては相応しいかもしれない。



ジョジョの荒木!!!マルパクリしすぎだろ!
ブッチのシーン!!金時計をハンカチに変えただけじゃねーか!!
あまりにも似すぎだろ!!けどスティールボールランは名作だから許す。
やっぱいいものはパクってナンボだな。
媒体が違ければパクってなんぼですわ。


あとこっちは確信ないけどレベルEの冨樫
クラフト隊長とヴィンセント・ベガ似てない?
ちょっと影響受けてない?余計な一言言う感じちょっと参考にしてない?
これは邪推の可能性高い
レベルE連載が1995年42号(9月ごろ)、パルプフィクションは1994年10月に日本公開