ねむい

パルプ・フィクションのねむいのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
5.0
大好きな作品。
久しぶりに観て感想も少し変わったので再投稿。

パルプ・フィクションってタイトルの意味は「低俗でくだらない話」ってだけあって、
特に何かが起こるわけでもないし、上映時間も長いのに全く退屈しない。タランティーノ監督作品の会話劇は本当にオシャレで惹きつけられる。
「歳を取るとワインのようになれると思っているが実際には酢になるだけだ」てセリフ、超分かる。ワインのように深みが出ていると勘違いしてる中身が伴ってない人、痛いですよね。酢が発酵するかのようどんどん老いていくのはやだなぁ。まあ発酵って腐敗ってわけではないから悪いことでもないんだろうけど。

ヴィンセントとミアが行ったレストランは何回観ても憧れる。
5ドルのシェイクって日本円でいくらくらいだったのか調べてみたら、当時の平均為替ルートから計算して500円相当らしい!確かに高い!!ヴィンセントの反応に納得。二口貰っちゃう気持ちもわかる。
即興のツイストダンスもつい笑っちゃうダサさですき。今回とは対極にきっとキレキレダンスを披露してくれてるであろうサタデーナイトフィーバーもそのうち観たいな。

「お利口なファック野郎」「ハッピーなファック野郎」このパンチあるセリフ狂おしいほど大好き。あと銃暴発させちゃうシーンも大好き。

ブッチが恋人のことをチューリップちゃん、レモンパイ、ジェリービーンズって呼ぶのセンスが独特すぎるけどそれほど可愛くて愛おしいってことだよね。かわいい愛情表現。

ほんとに大好きが詰まった作品!!
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