大橋

蜘蛛巣城の大橋のレビュー・感想・評価

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)
5.0
マクベスを知らずに観たのですが、私的には、七人の侍や、隠し砦の三悪人のような純粋娯楽作品よりも、蜘蛛の巣城や乱の方が心に残る作品で、好きですね。
印象に残ったのは、
冒頭の次々と戦況を伝える伝令たちの演技、
山田五十鈴の血が落ちないと延々と手を洗い続けようとする演技、
そして、なにより、三船敏郎にむかって本当に矢が放たれているラストシーンですね。
随分、リアルな演出だなあ、どうやってるのかなあ?と思いながら見ていたら、本当に射られていると後で知って衝撃を受けました。
しかし、でもやっぱり脚本がよいですね。
シェイクスピアは知らないのですが、乱といい、面白いと思いました。
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