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ターミナルのdoveのレビュー・感想・評価

ターミナル(2004年製作の映画)
4.2
母国へのクーデターにより無国籍状態になりパスポートも使えなくなった男の空港内での出来事を描いた作品

様々な"待つ事"の形を見せてくれました!空港から出る事を禁じられ国境警備局の責任者(この人が嫌な人でしたねぇ(-᷅_-᷄๑) )の連絡をただただ"待ち続ける"事を余儀なくされる主人公、愛人と会える事を複雑な心境のまま"待つ"女性、同じ職場の好きな人に声をかけれずにいるが主人公に頼み込んで女性の事を聞き出してもらいその報告を"待つ"男。

見てても始めはやっぱり待つって事は長く辛い事に感じてしまう。しかも主人公が英語が話せずコミュニケーションがうまく取れない時点でかわいそうで…(>_<)
けれど主人公と様々な人が関わりいろいろな事が起こる中で、次第に待つ事の大切さやそれを乗り越えてでも果たさなさければならないものがあると分かってくる。コミカルでユニークなやり取りがあったりするのもすごく良くてさすがスピルバーグ監督のヒューマンドラマだなぁと感銘した!

主人公の目的はNYへ行く事、その理由にも感動しましたT^T

トム・ハンクスさんはシリアスな演技も好きですがコミカルな演技もいい(*´∇`*)
グプタ役の方は、この方がいたからこそこの作品は更にいい物になったと言っても過言ではありません!
ゾーイ・サルダナさんもキャサリン・ゼタ・ジョーンズさんもとても綺麗で皆演技でも見せてくれてました^ ^

急ぎ過ぎてる毎日の中、ふと立ち止まりたい時にまた見たい作品です。
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