名作という訳ではないけど記憶の片隅に残っている作品。
これはそういう感じの作品。平たく言えば地球人と異星人のバディもの。
戦争をしている者同士が取り残されたら...
お互いが直接戦闘をしたわけではないが、当然憎しみは有る。そんな中で生き残る為にちからを合わせ、時にはいがみ合いながらも交流を深めていく。
１００分弱のさほど長くない作品でありながら、異星人との共生から異星人の出産、育児を経て最後は母星へ帰るという忙しい展開。
劇中ではどちらが始めた戦争か、どちらに正義があるのか等このあたりの難しい問題には答えを出さず（というか必要性はあまり感じなかった）お互いを深く知る為に言葉や文化、歴史を伝え合うシーンが良いんだよなあ。
ウォルフガング・ペーターゼン監督、昨年お亡くなりになっていたんですね。
