2007年、アメリカ、イギリス、ドイツの合作映画。
ラッセル・マルケイ監督、ポール・W・S・アンダーソン脚本によるSFアクション・ホラー。
2002年『バイオハザード』(Resident Evil)に始まるシリーズ第3作目。
T-ウイルスの爆発的拡大により文化のみならず自然までも破壊された終末論的世界、クレア・レッドフィールドさん率いる軍団とゾンビとの戦い、その顛末や如何に、といったお話。
日中の砂漠、『マッドマックス』のような白昼の荒野でゾンビものをやったみた的な作品。
クリア・レッドフィールド役アリ・ラーターさん、それからKマート役スペンサー・ロックさんが、砂漠に花を咲かせてくださいます。
前作でいい味を出していたロイド・ジェファーソン・ウェイド(L.J.)さんは、同じく存在感のあったカルロス・オリヴェイラ元U.B.C.S.(アンブレラ社バイオハザード対策部隊)隊長とともにクレア軍団に参加。
お二人とも本作ではさらに存在感を増しておられますが、彼らの運命たるや、なかなか因果なものでございます。
ミラ・ジョヴォヴィッチさん扮する主人公アリスは超自然的能力に磨きをかけ、クレア軍団を支援。
そんなアリスさんが機転を利かせて例のカラスをきちんと始末していたらと思わないこともありませんが、そんなことでは何も始まりませんので、一切、考えないことにいたします。