何年も前に観て、映画をよく知らなかった当時の私がものすごい衝撃を受けた。忘れられなくて今もう一度観たくなりました。
旅の醍醐味ともいえる出会いと別れを繋ぎながら自分の生き方で生きた青年の本当のお話。自然の壮大な美しさと自由さと残酷さに言葉が出なくなる。
ロードムービー大好きなんですが、私の中ではこの作品が最強です。
彼と出会った人たちは、どんな気持ちで送り出したのかな。みんな彼が帰ってくるのを心待ちにしていて、彼の魅力や生き様はずっと消えないと思う。
"幸福が現実になるのは、それを誰かと分かち合ったとき""正しい名前で呼ぶ"
作品の中に出てくる言葉たちがどれも印象的で、ずっと残ります。登場人物もみんな心に残る。ロンとのシーンは特に。
決して軽々しい旅じゃなくて、ずっしり詰まっていて重みがあって、だけどすごく清々しい。この映画の衝撃は一生忘れないんだろうなあ。
