イントゥ・ザ・ワイルドの作品情報・感想・評価

「イントゥ・ザ・ワイルド」に投稿された感想・評価

mare

mareの感想・評価

4.0
ロードムービーにあるロマンはもちろんあったし爽やかな心地よさも時に訪れたが、それと同等に過酷さも映し出していて、さまざまな感情が渾然一体となった。肩書きや物質的な支配から逃れるために、車を捨て金を燃やし文明から一歩でも遠く離れて、これまで得てきた知恵や詩才だけを持って筋書きなど一切決めずにひたすらアラスカの地を目指す。道徳や既成概念に縛られない最果てに身を投じたい主人公の思いには同調する部分があって、アドベンチャーに惹かれてしまう男の性でもあると思う。ノンフィクションであるからこそ重厚、そして容赦なく降りかかる自然の猛威に純粋に恐怖する瞬間もある。たった一回だからこそやりたいことだけを貫ける人生に人はいつだって夢を見る。章立て、同時進行で紡がれていくドラマの重ね方が美しく尊く厳しかった。
mocci

mocciの感想・評価

4.7
2022年98本目
かなり食らった。いい映画だったとか好きな映画だったとかじゃなくて表現が難しい、ずしっときた。
少しも退屈するシーンがなくて、本当に150分があっという間。
これ実話だったんだ……

ひたすら旅をし続けるだけじゃなくて、その楽しさと喜びを誰かとシェアするから幸せなんだね。
幸福が現実となるのは、それを誰かと分かちあったとき。。
最後ボロボロ泣いた。
みたこ

みたこの感想・評価

5.0
主人公クリストファーが卒業祝いに新しい車を買ってやると,親から言われていらないまだ乗れると言っていた。

こんな親からこんな子供が生まれるんや、クリストファーのその思考はどこからもらったんだ?じいばぁ??

「人生において必要なのは実際の強さより強いと感じる心だ。一度は自分で試すこと。一度は太古の人間のような環境に身を置くこと。自分の頭と手しか頼れない、苛酷な状況に1人で立ち向かうこと。」

元保安官のフランツ爺さんから
「23歳から学校で教育を受けるべきでは?就職して出世しないと」に対して
——————————————————————
「キャリアは二十世紀の遺物。僕は興味ない。大学は出てるし貧乏でもない。でもこの暮らし(野宿)を選んだ。」
——————————————————————
フランツ爺さん👴「あんたは一体何から逃げてる?」

クリストファー👱‍♂️「僕もあなたにその質問を。答えはもうわかっているけど。世の中へ戻らないとフランツさん。孤独な家や工房から出て新しい経験をして、人生は長いんですよ、生き方を大きくかえないと、新しい経験が心を豊かにするんです。でもあなたは頑固な老人、ケツが重いんだ。」

👴「オコ!」
——————————————————————
👴「君がいなくなったら寂しい」
👱‍♂️「でも人生の楽しみは人間関係だけじゃない、神はあらゆるところに新たな楽しみを用意してる。物の見方を変えなくては、、、」
👴「あぁ、よく考えてみるよ。」
——————————————————————


いうことが23ちゃう。
Kumo

Kumoの感想・評価

4.1
高校の英語の授業で見ました。
何とも言えない気持ちになった記憶があります。
その時に一回見ただけなので、親になった今また見たら違うこと思うんだろうな、、
また見ます。
ドキュメンタリーと映画の中間くらい。
家族の立場、本人どんな気持ちだったか
実話からではの考え方させられる映画
星野

星野の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今生きてるこの社会って何だろう、そこで生きてる私達って何なんだろうと考えながら観てたなあ

川を諦めるのが早すぎなければ、生き残れたのかもしれないけど…
この亡くなり方を単に不運、可哀想と捉えるのは違うと思う。

そして最後の名言はずっと心に残ってる。
yagi

yagiの感想・評価

4.1
あそこまでの生き方は自分にとっては非現実的だし不可能だけど、なぜかすごくリアルに感じたし自分のことについても考えさせられる。だけど同時に、死ぬまでに人生について理解することなんてとんでもなく難しくて自分にはできんのか?っていう気持ちにもなった。

このレビューはネタバレを含みます

広大な自然や自給自足は縁が無いものでポケーっと鑑賞していたが、旅を通して他人と交流し、おじいさんと出会った頃に本当は気付いていたのでは?独りアラスカに辿り着き、死の間際に人生を悟るのが切なかったし勇敢だった。
oji

ojiの感想・評価

4.1
ショーンペンがメガホンを取った作品!
かなり意欲的な作品だったなー

全てのしがらみから解き放たれて、あらゆる視点で物事を見る。自由の獲得。真理の探究。

出来事が行ったり来たりするから、そこだけやっと腑に落ちたけど、台詞一つ一つが自分を見直すキッカケになるし、そこは原作から映画化する上で意識してそうな気がする

役者も凄いな。ヘラジカの解体とか衰弱するところとか、かなり自分と闘ったんだろうな

全て捨て去ったからこそ、何でも吸収できるようなスタンス。その覚悟を持つことができるか
ヒモ

ヒモの感想・評価

4.3
自分を取り巻く全てに嫌気が刺したエリートの青年が、全てを捨てて荒野を目指し、その先で人生の意味を理解する物語。

まずこの映画を視聴する前に、これがノンフィクション作品の映画化で、かつどういう終わり方をするかざっくり頭に入れておいた方が良かったと後悔した。(物語がアラスカに着く前と着いた後の二つの時間軸を交互に流しているのだが、最初の方それがわからずにアレっ?となることが多々あったので。)
なに不自由なく育ち優秀な成績で大学を卒業した青年が、本当の自由、本当の幸せを探しに荒野へ旅立つが、きっと彼が目指していたのはアラスカという荒野ではなく、誰にも干渉されない楽園のような安全地帯だったんだろうなと思う。アラスカを選んだのも恐らくは何となくで、きっとなにもない場所で且つ実家より遠い場所であれば何処でも構わなかったのだろうことが、アラスカでの生活も杜撰さでうかがえる。
大人になりきれなかった子供の逃避劇と言ってしまえたらそうなのだけど、最後の最後、荒野でたった1人孤独の中、幸福を誰かと分かち合えることが大切だと気づいたことで、ある種の旅の目的である人生の真理に辿り着けたのではないかと思った。
広大な大地の映像と、彼の旅の軌跡、そこでもがく様に生きている青年の様子に思わず生きていることの不思議さと力強さを感じた。物語としての面白さというより、ただただ自然や人間の力に圧倒される様な映像体験だった。サブスク解禁されていないので見るのが難しいが、ぜひ若いうちに見てほしい映画だと思う。
>|

あなたにおすすめの記事