実話をもとに作られたロードムービー。「荒野へ(原題:Into The Wild)」ジョン・クラカワー著書から
裕福で将来を嘱望されていた若者が、全て捨てて旅に出て最終的にアラスカに向かうお話です。
世界の再構築・自分探しの旅・自分の人生を取り戻すためとか、旅にはいろいろ目的があろうが、生きている間では普遍的なテーマですね。改めて考えさせられるきっかけとなりました。
ただ、青年が何を求めていたのか？私的には「完全な自由意思」を求めていたのではないか？と思いました。こうあるべきという見えない空気や人の期待、お金やしがらみなどに内から沸き起こる本当の気持ちが阻害されてしまう。社会性の生き物から離れたかったのではないか？と
ちなみにクリストファーの死体が発見されたバスは「マジックバス」と呼ばれバックパッカーの聖地になっていたが、遭難が相次いでいた為、撤去され今はアラスカの博物館で見れるそうです。
旅が好きな人と若者にお勧め
